ドッグフードの上手なふやかし方
通常の元気な犬にはドライタイプのドッグフードをそのまま与えるのが普通ですが、子犬や噛む力や歯が弱くなってしまった高齢犬、体調を崩して食欲不振になっている犬には、ドライタイプのドッグフードを柔らかく、ふやかしてあげると食べやすくなります。
そこで、ドライフードの上手なふやかし方を説明します。
ドッグフードの上手なふやかし方
食分の量をぬるま湯(30~40°)に15-20分程度つける。
ドッグフードには栄養成分がたくさん含まれています。ドッグフードを熱湯に入れると栄養素が壊されてしまいます。また、長時間ふやかすのも良くはありません。なので、お湯の温度は30-40度で、ふやかす時間は15-20分程度という事を守りましょう。
お湯の量は、お好みでかまいません。
ドッグフードを早くふやかす方法
1・ラップをする
ぬるま湯に付けた後、ぴっちりとラップでふたをします。熱が逃げないことにより、通常よりも早くふやかすことができます。
2・ドッグフードを細かくする
ビニール袋にいれて、たたいて砕いたり、ミキサーで砕いたりして、あらかじめふやかす前に、ドッグフードを細かくしておけば、早くふやかす事ができます。
NG
電子レンジを使うと、思った以上に匂いが付きますし、温度の調節も難しいのでのでお勧めはできません。
ふやかしたドッグフードの与え方
1・ふやかしたお湯も一緒に与える
ドッグフードをお湯でふやかした後、そのお湯にはドッグフードの栄養分が溶け込んでいますので捨てずに、ふやかしたドッグフードと一緒に与えましょう。
2・ふやかしたドッグフードはすぐにあたえる。
水分を含んだドッグフードは、腐りやすくなっています。すぐに犬に食べさせてください。食べ残しはすぐに捨てて、次の食事の時間には、また改めてふやかしたものを与えましょう。作り置きは厳禁です。