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犬の予防接種と寄生虫予防

犬の健康管理,予防接種,寄生虫

 

法律では、狂犬病の予防注射以外は定められていませんが、愛犬を守るために、絶対に行わなければいけない5つの予防について説明します。
1・狂犬病予防
2・混合ワクチン接種
3・ノミ・ダニ駆除
4・フィラリア症予防
5・回虫・鉤虫・条虫等の予防・駆除


狂犬病予防注射

狂犬病は、意識障害が起こり、中枢神経が侵されて犬が凶暴化する、急性致死性伝染病です。人間にも感染して、死亡率は100%の恐ろしい病気です。予防接種は飼い主の義務で、畜犬登録後は市町村から通知がきます。

方法
動物病院か自治体の集合場所で予防接種を受けます。子犬の場合、第1回目の接種が混合ワクチンの時期と重なるので、動物病院で相談して、プログラムを組むのがお勧めです。
時期
生後3か月を過ぎたら1回目を接種します。ただし、最近では混合ワクチンを優先するため、実際には生後4~5か月で接種することになります。それ以降は1年に1回、4~6月に接種します。
料金
初回は畜犬登録を含め、6,000円~7,000円前後。2回目以降は3,000円~4,000円前後。

 

混合ワクチン

ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬バルボウイルス感染症、レプトスピラ症等、重大で死亡率も高い感染症を予防するワクチン。複数の感染症を一度に予防できる5種・7種・8種・9種混合等のほか、犬バルボウイルス感染症には、単体のワクチンもあります。特に、抵抗力の無い子犬は感染しやすいので、犬を迎え入れたらすぐに健康診断を受け、ワクチンプログラムについて獣医と相談してください。

方法
動物病院で接種してもらいます。地域によって感染症発生状況などが異なるので、何を接種すべきか獣医に相談してください。犬によっては、ワクチンアレルギーを起こすことがあります。初めての接種や、今までとは違う種類を接種するときは、午前中早めの時期に動物病院へ行き、帰宅後様子を観察してください。
時期
生後50日前後に第一回目、その後3~4週間間隔で2回目を接種するのが一般的です。感染症の流行等のよって3回目、4回目を接種するときもあります。最近では、生後4週間で接種できるパピー用ワクチンもあります。いずれにしても、獣医師と良く相談してください。その後は成犬になって健康上問題が無ければ、1年に1度接種しましょう。
料金
動物病院によって値段は異なりますが、だいたい5,000円~9,000円くらいです。8種・9種混合はやや高めになります。

ノミ・ダニ駆除

ノミ・ダニが犬の体に着くと、かきむしって体を傷つけたり、かゆみによる睡眠不足から、貧血を起こすこともあります。特に、ノミアレルギー性皮膚炎にかかると、少数のノミが付いただけでも激しいかゆみを起こします。ノミやダニの一部は、人間にも寄生しますし、都会にも棲息しているので、血を吸う前に駆除したり、繁殖しないように予防することが大切です。

方法
・滴下型
液体の薬を背中の皮膚にたらし駆除します。1回の滴下で1~2か月効果が持続し、安全性が高い。動物病院で購入できます。
・飲み薬
月1回の服用で、ノミの卵、幼虫の発育を阻害します。フィラリア症予防薬と一緒になったものもあります。
ノミ取りシャンプー
刺激が強い物もありますので、使用方法を必ず守りましょう。殺虫効果はあまり長続きしません。
スプレー式
ノミやダニ等の中枢神経に作用して殺虫します。速効性があるので、アウトドアに持っていくのが良いです。
時期
毎年4月から11月頃(地域、年度によって異なります。
料金
動物病院によって料金はさまざまですが、だいたい滴下式の物で1回分1,000円~2,000円前後です。

フィラリア症予防

フィラリアは、体長20~30㎝の虫で心臓などに寄生します。フィラリア症に感染している犬の血を吸った蚊が、血液中の幼虫も一緒に吸い別の犬の血を吸う時に感染させます。フィラリア症にかかると、せき・失神・腹水・胸水などの症状がでます。進行すると死亡する場合もあります。

方法
フィラリア症予防薬を月1回内服するのが一般的です。ただし、既に感染した犬には副作用が出る事があるので、毎年飲み始める前には必ず血液検査を受けてください。6か月効果が持続する注射もあります。
時期
毎年4月~11月頃(地域・年度によって異なります)
料金
1回分1,000円~2,500円前後

回虫・鉤虫・条虫等の予防・駆除

消化器官などに寄生する内部寄生虫。犬の排泄物などから経口・経鼻感染することが多いですが、回虫や鉤虫は母犬からの胎盤感染や母乳感染の場合もあります。主な症状は下痢・貧血・血便・食欲不振等です。寄生虫を持っていると、他の病気にかかりやすくなるため、症状がなくても定期的にチェックをしてください。

方法
他の犬の排泄物に口をつけないように注意。動物病院で定期的に検便を行い、寄生している場合は駆虫薬を服用します。条虫予防のために、ノミの駆除を徹底してください。
時期
年間を通して
料金
検便は1回1,000~1,500円程度

 

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