ドッグフードの切り替え方
市場では、たくさんのドッグフードが出ています。いままで食べさせていたドッグフードが合っているのか?疑問が生じて変えてみようと思ったり、犬の成長、体調、その他いろいろな事情で、犬のドッグフードを変えなければいけない場合が出てくると思います。
今回は、犬のドッグフードの切り替え方について説明します。
ドッグフードを切り替える時
ドッグフードを切り替える時
1・成長に関する原因。子犬から成犬そして老犬という成長の変化の時。
2・体調の変化、運動不足などからくる肥満、アレルギー症状・消化器官の低下など。
3・その他、ドッグフードの勉強をして、別のドッグフードの方が愛犬にはてきしているのでは?と思った時。
ドッグフードの切り替え方
ドッグフードの切り替えにより、犬の体への負担を軽減させるために、一気に新しいものに切り替えるのではなく、従来のドッグフードに新しいドッグフードを徐々に混ぜて行って、犬に新しいドッグフードを慣れさせていくことが大切です。
何割ずつ変えていけばいいのかは諸説ありますが、初日は従来のドッグフード9に対して、新しいドッグフード1の割合で与え、次の日は8対2、7対3と徐々に混ぜて最終的には新しいドッグフードになるようにしていけば安心です。
当然、犬によっては、もっと時間をかけてあげなければいけない場合もあると思います。様子を見ながら愛犬に合った与え方をしてあげてください。
切り替えの時には愛犬の便を観察してください。
ドッグフードを切り替えると決めたら、切り替えの前後の便をよく観察してください。
今までのドッグフードが雑穀(トウモロコシなど)が多く質が良くないドッグフードだった場合は、便の量は多かったはずです。なぜなら、犬は雑穀を消化するのが苦手だからです。なので、肉や魚などのたんぱく質の多い新しいドッグフードに切り替えたのだという場合は、犬の便の量は減っているはずです。
便の硬さは、コロッとしていて、つまんだ時に崩れない硬さが理想です。
便が柔らかい場合は、まだ慣れていない事も考えられますので、しばらく様子をみて、改善されないようならそのドッグフードは会わないと判断してください。
下痢や嘔吐の症状が出た場合
切り替えにより下痢や嘔吐などの症状がでた場合は、状態に合わせて胃腸を休ませたり(1日くらいの絶食)、いったん元のドッグフードに戻して回復を待ちましょう。
そしてもう一度、新しいドッグフードに再チャレンジするのなら、必ず便の状態が良くなってからにしてください。その際は、切り替える量を初めの時より少なく、時間をかけて切り替えてください。
それでも症状が続く場合は、その新しいドッグフードへの切り替えはあきらめて、症状によっては獣医さんに診てもらうようにしてください。